2015年12月5日土曜日

世界各国のバスケットボールリーグのプレーオフの形

2015年の5月に気になって調べた事の記録です

そもそもは世界各国の国内リーグ(1部リーグ / トップリーグ)は何チームがどういうフォーマットでタイトルを争っているのかを知りたくて、さらに何チーム中何チームがプレーオフ進出する形が多いのかなというところからスタートしました


なのでこれは2014-15シーズン(かもしくは2013-14シーズン)のデータからだと思います。

2015年7月20日月曜日

Twitter活動無期限停止のお知らせ → すぐに撤回

どうも調べたら2009年2月からTwitterをやっていたようで、恐ろしいことに6年4ヶ月も続いていたということになりました。子供だったら小学校卒業しちゃう期間です、ちょうど6年とかでなくハンパな時期ですが2015年7月20日(日本時間)19時でいったんTwitter活動に区切りをつけたいと思います。

そもそもスペインのバスケットボールを題材にしたホームページを始めたのが2002年、Yahoo!ジオシティーズのスペースとteacup掲示板で始まり、そのうちレンタルサーバーを契約してドメインをとって、ブログを作って、そしてTwitterを始め、2012年には活動10周年になったりしました。

唐突な決意ですが、特に嫌な事があったとか、スペインのバスケットボールへの興味を失ったとか、そういうことでなくて、新しいステップの時という感じでしょうか。

2014年FIBAワールドカップでのスペイン敗退、多少の燃え尽き感、多少のやり切った感などあったりしますが、今年9月にはユーロバスケットがあって、リオ五輪出場権を得られるか?2015-16シーズンからはさらにNCAAでプレーするスペイン人(男女とも)が増える新しい時代感、FIBAの動きとして、FIBAワールドカップの予選方式・新しいヨーロッパリーグの創設への動きも見逃せず、またスペインは黄金世代が引退に近づき、徐々に世代交代も進んでいく中、2018年にはスペインで女子のワールドカップが開催、2020年には東京五輪と見どころはたっぷりあります。

そして何よりTwitterを通じて出会った方々、生まれた交流や活動、中には実生活で会ったり、プライベートで仲良くなったりという事もありました。Twitter上での楽しいやりとりがなくなるのは本当に寂しいです。

そんなこんなのもろもろをバッサリ切り捨てるというつもりはなくて、下記に未練を残しておきたいと思います。

Twitterはやめるけどこんなことはそのままです

Twitterアカウントは削除しません。そのまま残し、連絡ツールとして使います。@el_baloncestoあてにリプライツイートしておいてもらえれば、数日から1週間以内には反応できますし、DMも同じです。

Facebookや公開しているメールアドレス、携帯、LINE、スカイプなどは今まで通りです

時々TwitterのTLは読むと思うので、RTやFavはするかも

ブログやHP、Facebookは更新するかもしれません
http://archivos-d.el-baloncesto.com/
http://el-baloncesto.com/
http://el-baloncesto.sub.jp/
https://www.facebook.com/el.baloncesto.digital

Twitterは活動停止なので、いつか気が向いたら戻ってくるかもしれません、その時はまたどうぞよろしくお願いいたします、今まで本当にありがとうございました。


そして最後にお知らせです

パルテサニア名義でスペインと日本のバスケットボールの現場をつなぐ活動をしていましたが、そのお仕事は継続していきます。過去の実績はこんな感じです。
http://www.partesania.com/viaje/

またもしもスペインに特化したバスケットボールの文章を求めてるというメディア様、事業者様がありましたら、ご相談ください。下記にログがありますのでご参考まで(コピペ利用とかはご遠慮ください)ご依頼があれば新たに書きます。
http://twilog.org/el_baloncesto/

取材の手配・依頼や、スペイン・ヨーロッパ方面・FIBA関連の調査依頼、スペインの育成システムを日本でも導入したい、某プロリーグ、プロチームからのスペイン語版HP、SNSを作りたいとかも待ってます(笑

もちろんスペインの育成の仕組みを導入したいとか、スペインのプロチームと提携して人材交流やノウハウ共有などしたいとか、コーチを招きたいとか、チームで遠征したいなどありましたら、お気軽にご連絡ください。



中の人「とうみん」は今まで通り、中央線・総武線(・丸ノ内線)の三鷹~新宿間が主な活動範囲ですし、時にはバスケットボールを観戦に行く事もあるかと思いますので、その時はまたよろしくどうぞ。

追記

休止詐欺前科一犯レベルですが、約1ヶ月後くらいに復帰しました
今後ともどうぞよろしくお願いします m(_ _)m


2015年3月9日月曜日

日本スポーツアナリスト協会のセミナーの件

以前から一般社団法人日本スポーツアナリスト協会 / Japan Sports Analyst Association(JSAA)という存在そのものが気になっていたこと、題材がバスケットボールであるということ、なんと知り合いも講演するということで、ぜひ参加しようとスケジュール調整をしていたらあっという間に満席になってしまったという非常に注目された『バスケットボールにおけるIT×データの今と未来』その公式レポートや参加された方のレポートがあったので、リンクしておきます。

JSAA OPEN SEMINAR vol.1『バスケットボールにおけるIT×データの今と未来』開催レポート[前編]

JSAA OPEN SEMINAR vol.1『バスケットボールにおけるIT×データの今と未来』開催レポート[後編]

変革を感じさせてくれるところに人は集まる | NewsPicks編集部

JSAA OPEN SEMINAR「バスケットボールのITxデータの今と未来」から読み解くNBAの事例と日本の現状


2015年2月24日火曜日

ドイツのバスケットボール BEKO BBLの観客動員数とアリーナキャパ

FIBAタスクフォースの川淵さんが私案としながらも新統一リーグのアリーナは5,000人という発言をしたこと、またタスクフォースのメンバーにドイツ協会のインゴ・ヴァイス氏(名目はFIBAのセントラルボードメンバー)が入っていて、また会見でもドイツでの成功例を語っていたことから、ドイツのバスケットボール・ブンデスリーガBEKO BBLが参考になるかなと思い、ドイツ1部リーグの観客動員数とアリーナキャパを探ってみました。 今季(2014-15シーズン)だとシーズン途中でデータも揃っていないことから、昨季(2013-14シーズン)で調べています。

アリーナのキャパについて

こちらはウィキペディアの英語版から情報を得ました。

ざっと見たところ、5,000人未満のアリーナは18クラブ中、7クラブもあったことがわかりました。

観客数について

こちらはBEKO BBL公式サイトに情報がありました。そのページは若干見づらかったので、Googleスプレッドシートにコピペして加工したものを公開しております。

18チームがホーム&アウェイの総当りなので、1チームあたりホームゲームが17試合、アウェイゲームが17試合の計34試合がレギュラーシーズン。 リーグ全体のレギュラーシーズンとなる全306試合の総観客数は137万5,179人、1試合平均にすると4,494人ということがわかりました。





公式サイトのみかた

まずはBEKO BBL公式サイトにアクセスしてください。

そこからヘッダーメニュー(グローバルナビ)の左から3番目の「Statistiken」を選び、その中から一番右のオレンジ色のZuschauerの下の「Zuschauer-Statistiken」をクリックしてください。



次に下記の画像のように、閲覧したいデータのシーズンを選択してください。



最後にオレンジ色の「Hauptrunde」の下のタブの
「Gesamt」が年間の総合データ
「Hinrunde」がレギュラーシーズン前半戦の全試合ごとの観客数
「Rückrunde」がレギュラーシーズン後半戦の全試合ごとの観客数
となっています。



2014年12月11日木曜日

2014年12月17日(水)13時からスペインのバスケットボールの歴史についての講演

12月17日(水)平日ですが、告知です。

昨年に引き続き「バスケットボールの誕生日 / Basketball Birthday Classic」のイベント内、代々木第2体育館内会議室でスペインのバスケットボールの歴史について講演させていただくことになりました。

こちらは2013年の写真です

平日のため、じゃあちょっと見に行ってみるかという感じではないかとは思いますが、バスケットボールの誕生日に合わせて、いつ頃どのようにスペインにバスケットボールが伝わったのか、歴史を見た時にどういう強化の流れがあって、いかに現在のような強豪国になっていったのかを年表を紐解きながらトークしたいと思っています。

当日配布予定の資料

1992年のバルセロナ五輪でドリームチームを見た子供たちが成長して、その黄金世代が1999年世界ジュニアで優勝、2006年世界バスケで金メダルという流れが今のスペインの強さだと思われているかもしれませんが、それだけではない育成の秘密、育成システムについて、そして強化の流れをお話しする予定です。



・日時/場所
12月17日(水)
代々木第2体育館内 会議室
・講演の時間
13時 「スペインのバスケットボールの歴史」富田佳宏
14時 「セルビアのバスケットボール文化」ネマニャ・グルビッチさん(セルビア大使館)
・事前申し込みなどは不要です
当日参加可能
※座席の関係で立ち見になってしまうケースもございます。
予めご了承ください。(30~50人ほど収容可能)
・参加費
「無料」ですが、講演終了後「バスケの日普及活動」への賛同としてドネーション(寄付)のBOXがあるそうです、イベントの趣旨にご賛同の方

なお、「バスケットボールの誕生日 / Basketball Birthday Classic」イベントは代々木第二体育館で10時から20時まで、コートでバスケットボールをプレーされる方は1,000円が必要だそうです(プレー参加費と保険、さらに記念品付き)

イベントについては公式ページより
http://bb1221.com/2014/11/bbc2014/
(注)12月17日(水)開催です


私は当日、自分の出番前はとても緊張しているかと思いますが、トークしてくれる方お待ちしています。また出番が終わった後、14時からのグルビッチさんの講演後、15時以降も会場のどこかにはいるので、これを機会に会って話してみたいという方がいらしたら、お気軽にご連絡ください。基本的に暇してますので。






2014年9月12日金曜日

NBAグローバルゲームズとかユーロリーグ・ワールドツアーとか対戦カード一覧

NBAのコミッショナーがアダム・シルバーになってからも国際マーケットを見ていることに大きく変化はないようです。今年もFIBAワールドカップ終了からNBA開幕までの間、世界各国でNBAのチームが試合をして、ある時はNBAチーム同士の試合、ある時はNBAチームと地元プロチームが対戦、またヨーロッパのチームがアメリカ遠征してNBAチームと対戦するケースもあります。

アメリカ開催の試合

10月5日
マッカビ・テルアビブ(イスラエル)対クリーブランド・キャバリアーズ

10月7日
マッカビ・テルアビブ(イスラエル)対ブルックリン・ネッツ

10月8日
フラメンゴ(ブラジル)対フェニックス・サンズ

10月15日
フラメンゴ(ブラジル)対オーランド・マジック
マッカビ・ハイファ(イスラエル)対ワシントン・ウィザーズ

10月17日
マッカビ・ハイファ(イスラエル)対ポートランド・トレイルブレイザーズ
フラメンゴ(ブラジル)対メンフィス・グリズリーズ

10月18日
マッカビ・ハイファ(イスラエル)対サクラメント・キングス

10月22日
マッカビ・ハイファ(イスラエル)対トロント・ラプターズ


NBAチームの世界遠征

10月8日・ベルリン
アルバ・ベルリン(ドイツ)対サンアントニオ・スパーズ

10月11日・イスタンブール
フェネルバフチェ(トルコ)対サンアントニオ・スパーズ

10月11日・リオデジャネイロ
クリーブランド・キャバリアーズ対マイアミ・ヒート

10月12日・上海
ブルックリン・ネッツ対サクラメント・キングス

10月15日・北京
ブルックリン・ネッツ対サクラメント・キングス


おまけ・ユーロリーグチームの世界ツアー

9月19日・サンフアン(プエルトリコ)
カングレヘロス・サントゥルセ(プエルト・リコ)対レアル・マドリード(スペイン)

9月20日・モンテビデオ(ウルグアイ)
アトレティコ・アグアダ(ウルグアイ)対ラボラル・クチャ(スペイン)

9月21日・ボゴタ(コロンビア)
ゲレーロス(コロンビア)対レアル・マドリード(スペイン)

9月22日・マル・デル・プラタ(アルゼンチン)
ペニャロール(アルゼンチン)対ラボラル・クチャ(スペイン)

9月26日・リオデジャネイロ
フラメンゴ(ブラジル)対マッカビ・テルアビブ(イスラエル)

9月28日・リオデジャネイロ
フラメンゴ(ブラジル)対マッカビ・テルアビブ(イスラエル)

10月7日・中国
浙江ライオンズ(中国)対FCバルセロナ(スペイン)

10月11日・台湾
台湾SBLオールスターチーム対FCバルセロナ(スペイン)


※随時追記していきます















2014年8月29日金曜日

国際トーナメントの宿命(あの対戦カードが見たかった)編

いよいよ8/30からFIBAワールドカップがスペインで開幕します。以前は世界選手権(world championships)だったのが、今大会からFIBAワールドカップと改名されます(なんでもFIFAに利用料を払っているとか)

さて、今回はFIBAの国際大会や五輪を含めたトーナメント戦で、あの対戦見たかったなあというやつ、集めてみました。

わかりやすい例でいうと2006年のさいたま世界バスケ、スペインは金メダルで優勝なわけですが、決勝の相手はギリシャ、ギリシャはセミファイナルでアメリカに勝利しての決勝進出でした。中には決勝がスペイン対アメリカだったらスペインは優勝できなかったという「たられば」トークをする人もいます。

4年前で言うと、ロンドン五輪。スペインは決勝までアメリカと当たりたくないという思惑があったかどうかはわかりませんがグループリーグ最終戦でブラジルに負けて(わざと負けたと批判する人もいたと記憶しています)、結局アメリカとは反対側のトーナメントへ。そのためセミファイナルでスペイン対ロシア戦となってしまい、ロンドン五輪では決勝がアメリカ対スペインになり、アメリカ対ロシア(現クリーブランドHCのデビッド・ブラットさんが率いていた)を見ることはできませんでした。

こうしたように国際トーナメントというのは実は金メダルをとったとしても、対戦しないで済んでしまった(見られなかった)カードというのが存在しています。

今回の2014年FIBAワールドカップでいうと、なんと2年前ロンドンのいらぬ批判回避のためなのか(おそらくチケット販売とホテルの問題だと思いますが)、グループABとグループCD、それぞれ勝ち進んで国は決勝でしか当たらない組み合わせになっているのです。つまりスペイン視点で言うと、アメリカは決勝進出するまでに、セルビア・フランス・ブラジル・ギリシャ・アルゼンチン・プエルト・リコ・クロアチア・スペインとは絶対に対戦しません。決勝でしか、これらの国(つまりグループAとBの国)とは対戦しないようになっているのです。決勝がもしスペイン対アメリカだとしたら、
アメリカ対セルビア
アメリカ対フランス
アメリカ対ブラジル
アメリカ対ギリシャ
アメリカ対アルゼンチン
アメリカ対プエルト・リコ
アメリカ対クロアチア
というカードは存在せずに幻のカードになってしまうのです。でもそういう仕組みだからどうにもなりません。

同様にスペインは決勝進出するまでの間にグループCとDの強豪と一切当たることはありません。アメリカを始め、ドミニカ共和国、リトアニア、スロベニア、オーストラリアなんかとも当たりません。

これが今年の大会フォーマットの1つ残念な部分です。

2010年世界選手権の幻のカード

大会金メダルのアメリカが2010年大会で対戦しなかった国
  • セルビア
  • スペイン
  • ギリシャ
  • フランス
  • アルゼンチン
2012年ロンドン五輪の幻のカード

大会金メダルのアメリカが2012年五輪で対戦しなかった国
  • ロシア
  • リトアニア
  • ブラジル

グループリーグを何位通過するかで、トーナメントのどちらの山に入るかが変わってくるのが国際トーナメントかと思っていたんですが、今回のスペイン大会は前述のようにまるで2つの大会の勝者が決勝であたるといったような趣きさえあります。わりと知られていないようだったので、書いてみました。